この記事はWordPressテーマを安全に変更する方法を解説している記事です。

WordPressテーマを別のテーマに変更しようと思っているんだけど、テーマ変更の手順や注意点を詳しく知りたいな!
と言う疑問に答えます。
どんどん新しいWordPressテーマが発売されるので、テーマを変えたい!と思っても、手間やリスクが気になりますよね!

僕自身はDiverやSANGO、現在利用しているSWELLなど、無料・有料問わず様々なテーマを利用してきました。
その経験から言えるのは、WordPressテーマの変更は非常に手軽ですが、注意点もあります。
そこでこの記事では、WordPressテーマを安全に変更する方法と注意点について紹介していきます。
WordPressテーマを安全に変更する方法【③Stepで終了】
まずWordPressテーマを安全に変更する方法から解説します。

テーマ変更自体は、以下の3つの手順で終了します。
バックアップを取らないと不具合が出た時に元に戻せません。
プラグインを利用しても良いので、しっかりとバックアップを取りましょう。
新しいWordPressテーマをインストールしたらライブプレビューを確認する。
表示を確認して、どの部分を変更すべきか?を確認しましょう。
修正箇所を見つけて、問題無ければWordPressテーマを有効化してOKです。
順番に解説していきます。
Step① WordPressテーマの変更はバックアップから
まずWordPressテーマを変更する前にバックアップをしっかりと取りましょう。

今までエラーが出た経験は無いので、WordPressテーマ変更でエラーが出る確率は正直低いと思います。
しかしエラーが出る可能性はゼロではないので、しっかりとバックアップは取っておきましょう。
バックアッププラグイン『BackWpup』が有名ですが、バックアップを復活させる時に使いやすいのは『UpdraftPlus – Backup/Restore』です。

僕は『UpdraftPlus – Backup/Restore』を使っています。
- 『BackWpup』⇒有名なバックアッププラグイン。ただ復元の仕方がちょっと複雑なので使ってません。
- 『UpdraftPlus – Backup/Restore』⇒今使っているバックアッププラグイン。プラグイン上から復元が出来るので、使うならこっちがおすすめ
『UpdraftPlus – Backup/Restore』は、バックアップも復元も手軽に出来るプラグインです。
有料プランもありますが、僕は無料プランで問題なく使えているので、普段からバックアップを取るなら『UpdraftPlus – Backup/Restore』を使いましょう。

エックスサーバーを利用している場合は、自動でバックアップを取ってくれているので、そちらでも良いでしょう。
関連記事【レンタルサーバー】個人におすすめを比較する【主にWordPress】
Step② ライブプレビュー見て、テストしてみる

実際にテーマ変更する前にテーマ一覧画面のライブプレビューを見てテストしましょう。

ライブプレビューを見ると、新しいテーマを適用した時のイメージが掴めます。
またテーマによっては、メインカラーや背景色などをこの画面で変更できます。
ライブプレビューの段階で、前のテーマと同じ色にしたい場合は設定してしまうと手軽です。

有効化ボタンを押さない限り、前のテーマのままなので、記事やウィジェト等がどう表示されるのか?を確認しましょう。
Step③ WordPressテーマを有効化して修正を行う
ライブプレビューを見て、問題がなければテーマの有効化をします。

これで、WordPressテーマの変更作業は完了です。
ただしテーマを変更した後に、記事の装飾やショートコードなど修正が必要になる場合が多いです。
そのため、1記事ずつ実際に見て確認する必要があります。

記事数が多いほど確認作業が大変になりますが、レイアウトが変になっていると収益にも影響するのでしっかり確認しましょう。
WordPressテーマの変更の注意点
WordPressのテーマ変更の注意点を解説します。

一番の注意点は、WordPressをインストールした時と同じような設定が必要になる点です。
テーマを変更した後は、WordPressをインストールした時と同じくらい設定が必要になります。
- 初期設定と同じようにデザインやAnalyticsの設定が必要になる
- テーマ固有のショートコードは変更が必要
- カスタマイズしていたCSSは新しいテーマに移す必要がある
- テーマ移行中は収益や集客に影響する可能性を考えておく
- 事前準備をしっかり行うと、手間が減る
- テスト環境は初期ドメインがおすすめ
- テーマ変更が出来ない場合の対処法
順番に解説します。
注意点① 初期設定と同じようにデザインやAnalyticsの設定が必要になる

新しく有効化したWordPressテーマは、前に使っていた設定が引き継がれないことが多いです。
例えば、下記のような部分の再設定が必要です。
- Analyticsなどのアクセス解析
- ウィジェット
- AdSenseなどの広告
新しいWordPressテーマに設定しないと、アクセス数を正確に測定できなかったり、AdSense広告が貼られていない状態になるので注意しましょう。
注意点② テーマ固有のショートコードは変更が必要
前に使っていたWordPressテーマ固有の機能(例えばショートコードや記事の装飾)は、新しいWordPressテーマでは上手く表示されないことが多いです。

正直、1つ1つ記事をデザインや内容をチェックしないとダメなので結構骨が折れます。
ショートコードの移行機能がついているテーマもあるので、そのようなテーマも使うと、少しは手間が軽減されるでしょう。

テーマ変更で一番手間がかかるのが、この部分ですね。
記事数が少ないならすぐに終了しますが、記事数が多いとその分だけ修正に時間がかかります。
注意点③ カスタマイズしていたCSSは新しいテーマに移す必要がある
また、前のWordPressテーマでカスタマイズしていたCSSは新しいテーマに移行されません。

CSSにカスタマイズしていた内容は、忘れずに新しいテーマに反映させましょう。
またCSSのカスタマイズ内容によっては、新しいテーマとの相性が悪い場合があります。
その点もしっかりと確認しながらカスタマイズするのが大切です。
注意点④ テーマ移行中は収益や集客に影響する可能性を考えておく
テーマ移行中は収益や集客に影響する可能性は考えておきましょう。

修正前の記事は、デザインに違和感がある状態が続くので、収益等に影響する可能性もあります。
記事数が数十記事なら1日や2日で修正は終わりますが、数百記事単位の記事がある場合は時間がかかります。
この部分はしっかりと頭に入れておくべきだと思います。

ただ全記事のリライトが出来るので、良い部分もあります。
注意点⑤ 事前準備をしっかり行うと、手間が減る
テーマを変更する前の事前準備も大切です。
テーマ固有のショートコードや囲み枠などのデザインを、どのWordPressテーマでも表示可能なものに変えておくと違和感が少なくなります。

具体的には、WordPressデフォルトのエディタに固有のリスト表示や表を利用すると良いです。
WordPressのテーマ変更作業を焦って行わなくても済むようになりますし、テーマ変更のデメリットをへらすことが出来ます。
注意点① テスト環境は初期ドメインがおすすめ
WordPressテーマの変更、変更後に元のテーマに戻しても、ウィジェット等の設定が変わってしまうことがあります。

そのため、前もってテストしてみるのもおすすめです。
例えば僕の使っているエックスサーバーの場合は、契約すると初期ドメインが1つ与えられます。
独自ドメインを利用する場合は、このドメインを使わないのでテスト環境にしてしまうと便利です。
新しいテーマのデザインや記事をインポートして表示を確認すると、何を修正すべきか?が分かるようになります。

使っていない方は、初期ドメインを利用してテストしてみましょう。
注意点② テーマ変更が出来ない場合の対処法
まれにWordPressのテーマ変更ができない場合があります。

その場合、以下の原因が考えられます。
- 管理者でログインしていない場合、テーマ変更が行えません。そのため管理者でログインしているか?確認しましょう。
- プラグインが邪魔している場合、相性やエラーが原因でテーマ変更ができない場合があります。その時はプラグインを無効化してからテーマ変更を試してみましょう。
上記の②つが原因のことが多いので、しっかり確認してからテーマ変更にチャレンジしてみましょう。
まとめ
WordPressテーマを変更する方法と、注意点を解説しました。

WordPressを変更する手順は下記の通りです。
バックアップを取らないと不具合が出た時に元に戻せません。
プラグインを利用しても良いので、しっかりとバックアップを取りましょう。
新しいWordPressテーマをインストールしたらライブプレビューを確認する。
表示を確認して、どの部分を変更すべきか?を確認しましょう。
修正箇所を見つけて、問題無ければWordPressテーマを有効化してOKです。
この3つのStepだけなので、非常に手軽です。

しかし、テーマ変更時は注意すべきポイントもあります。
- 初期設定と同じようにデザインやAnalyticsの設定が必要になる
- テーマ固有のショートコードは変更が必要
- カスタマイズしていたCSSは新しいテーマに移す必要がある
- テーマ移行中は収益や集客に影響する可能性を考えておく
- 事前準備をしっかり行うと、手間が減る
- テスト環境は初期ドメインがおすすめ
- テーマ変更が出来ない場合の対処法
WordPressのテーマ変更自体は非常に手軽ですが、細かい手間が必要になります。

そのため利用するWordPressテーマはしっかり見極めることが大切です。
下記の記事では、主にブログ向けにおすすめのWordPressテーマを紹介しているので、是非参考にしてみて下さい。
関連記事【WordPressテーマ(有料)】おしゃれでブログ向きのおすすめ⑤選